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文章を書くときにあなたが大事にしたいことは何ですか?

美は、見る者の目の中に宿る──

昨夜は「ライティング講座」講師のお仕事でした。

※投影スライドをすべて文末に掲載。ご興味ある方はぜひ最後までご覧ください。

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20名強の大学生の皆さんに向けて。答えではなく問いを持ち帰っていただきたかったので、「執筆で自分が大事にしていること」を中心にお話しました。

裏を返せば、「文章を書くときにあなたが大事にしたいことは何ですか?」という問いでもあり、「あなたが大切にしたいことを大切にしてください」というメッセージでもありました。

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また、「美は、見る者の目の中に宿る」というアートの言葉が好きで、ライティングの時にも応用しています。つまり、目の前にあるもの自体に「美しさ」が宿っているわけではなく、「見る人が美しいと感じる感性」それ自体が素晴らしいと。

執筆した文章をどのように感じていただくかは「読み手次第」であり、反対に、どんな文章をいい文章と感じるかも「あなた次第」。書くためのヒントはまさに、その「あなたの目」に宿っていると思うわけでして。

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確かに、世の中見渡せば、「書くためのスキルやコツ」は転がっていますし、勉強のためにそれらをインプットしている自分も存在しているわけですが。

それでもやっぱり根っこの根っこ、問われ続けることは、「あなたの書きたいという衝動」「あなたの感性」「あなたのこだわり、美意識、大事にしたいこと」です。

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なーんてことを願いながら、だいぶ抽象度の高い講座内容だっただろうなぁとも思いつつ(笑)。

でもやはり、月並みな言葉かもしれませんが、「書くためのスキルやコツ」をいくら自分の手元に取り揃えようとも、それは「あなたがライティングをする理由」にはなれませんし、「何かを世の中に生み出す原動力」にもなれません。

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それよりも、ちょっぴりの不安と勇気を持ちながら、「自分の書きたいという気持ち」の勢いを借りながら、実際に書いてみる一本の投稿や記事の方が、よっぽど価値があります。

もしかしたら文法もめちゃくちゃな雑な文章になってしまうかもしれない。もしかしたら誰からも反応がないかもしれない──

それでも、書いたことで自分の中に生まれる「感情」に向き合いながら、時には読んでくれた人の「感想」に耳を傾けながら、試行錯誤して、日々精進し続けるしかないのだと思います。

最後までお読みくださりありがとうございます。

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すべてに心から感謝を込めて。

2021年2月12日(金)

Ryota Yasuda