「商品をつくる」よりも「買う理由をつくる」
書籍「戦略PR 世の中を動かす新しい6つの法則」(著:本田 哲也)
戦略PRを学ぶ中で、出会った言葉です。
商品同士やブランド同士の競争は、もはや「買う理由」の代理戦争でしかないのかもしれない。
書籍「戦略PR 世の中を動かす新しい6つの法則」(著:本田 哲也)
とのことでした。
さて、文章においても同様ではないかと思います。
「記事をつくる」よりも「読む理由をつくる」
といった感じでしょうか。
…なんてことを考えていると、頭の中で思考が広がっていき、ふと、
「文章を書くより、書く理由をつくる方が大変な気がする」
と。これはどちらかというとモチベーションの話のような気もするのですが、前述の話の中から発想したことだったので、自分の中では関連づけています。
極端なことを言えば、書く理由が自分の中で定まっていれば、「文章を生み出すこと自体はそこまで大変ではないのではないか」ということです。ただしクオリティは別問題ですが(笑)
自分は今、DRIVEというメディアで記事を執筆しています。たしかに「書きたい」という気持ちも根っこにはありますが、それとともに仕事ということもあり「書かなければ」という力学も働き、だからこそ一定のリズムで記事執筆・公開できているのも事実です。
反対に、自分のこのサイトでも文章を投稿していきたいと頭の中ではいつも思いつつも、腰が重かったのですが、それは「書く理由」がイマイチ定まっていなかったことに原因があると感じています。つまり、別に書かなくても良いわけですし、誰も困らない。書きなさいと誰かに言われるわけでもない。
そして個人的には、その「理由」というのはなんでも良いと思っています。決して「〜〜したい」という気持ちでなくても、「〜〜なければいけない」でも良いでしょうし、ルール化しても習慣化しても、そのバリエーションは多様です。
補足までに、書く理由を無理矢理につくって自分がしんどくなるぐらいだったら、「今は自分にとって、書くタイミングではない」と手放す勇気も大事だと思っています。「頭と心と身体のバランス」、言い換えれば、「思考と感情と行動のバランス」は、文章を書くことだけに限らず、何事においても大切にしながら日々を暮らしています。
では、「どうやって書く理由をつくるの?」と、Howの話も必要な気もしますが、そこらへんはまだ考え切れていないので、今回は控えておきます。また別の機会に、多分きっと。それこそ書く理由が整ったら、いつの間にか自然に手が動いて、いつの間にか自然と投稿されていると思います。
p.s. この投稿を「書いた理由」は、「サイトオープン以来、結果的に1ヶ月に1本は少なくとも公開していて、今月もそのペースは維持したい」と思ったからです。
《追記:サイトをちゃんと見返すと、2020年11月は公開していなかったので、1ヶ月に1本ペースではないですね(笑)まぁ、書く理由は多少テキトーでも、それでも投稿はちゃんと生まれてくるということですね!(2021年01月24日(日))》
すべてに心から感謝を込めて。
2021年01月23日(土)
Ryota Yasuda (Peco)