カテゴリー
自由

点と点、繋ぎ合わせる。

才能について

クリフトンストレングス・テストというものがあります。以前はクリフトンストレングス・ファインダーと呼ばれていました。ボク自身こちらの名称で認識していましたが、この投稿を書くにあたって、最新のウェブサイトを見たところ、テストという名前に変わっていました。

ドン・クリフトンという“強みに基づく心理学の父”が開発したテストで、“人々が生来の才能 – 最も得意とすることを見つけること”ができます。

34個に分類された資質について、テストを通じて、一人一人固有の順位付けが行なわれます。

ドン・クリフトンは、才能について、“自然に繰り返される思考、感情または行動のパターンである”と述べており、“才能を強みとするには、才能への投資、才能に基づく訓練、才能への知識とスキルの付加が必要”となるそうです。

自分の資質、上位5つ

  1. 最上志向
  2. 内省
  3. 戦略性
  4. 学習欲
  5. 適応性

これが、自分の資質、上位5つです。

  1. 最上志向:「最上志向」の資質が高い人は、個人や集団の卓越性を高める手段として、強みに注目します。優れたものを最高レベルのものに変えようとします。
  2. 内省:「内省」の資質が高い人は、知的な活動に多くの時間を費やします。内省的で、知的な議論が好きです。
  3. 戦略性:「戦略性」の資質が高い人は、目的に向かうための選択肢を想定することができます。いかなる想定に直面しようとも、適切なパターンと問題点を直ちに予測することができます。
  4. 学習欲:「学習欲」の資質が高い人は、学習意欲が旺盛で、常に向上を望んでいます。結果よりも学習すること自体に意義を見出します。
  5. 適応性:「適応性」の資質が高い人は、流れに沿って進むことを好みます。「今」を大切にし、それぞれの時点で進む方向をひとつずつ選択することにより、将来を見極めます。

というのが、それぞれの概要です。

ちなみに最上志向が一番ということに象徴されると思うのですが、ボク自身「才能」が大好きです。

自分自身を最大限活かすために

と大袈裟な見出しをつけましたが、その方法を習得したわけでもなく、試行錯誤しながらの日々です。

ちなみに先ほどの上位5つを踏まえ、自分のことを自分なりに解釈してみると、「こだわりが強く、考えるのが好きで、常に選択肢をいくつも準備し、学び続けたい気持ちがあり、流れに身をまかせながら進んでいく」といったところでしょうか。

ここ最近、自分の中で特に強く感じているのは、第5位の「適応性」です。目的や目標、計画を考えることに対して苦手意識が強く(笑)、「今」という一瞬一瞬において自分が「これだ!」というものを選択していくことに喜びを感じます。

ただ一つ厄介なのは、「これだ!」という選択の背景にある動機や理由について、「直感」という言葉が一番フィットしていて、それ以上の言語化が苦手ということです(笑)

つまり、自分で自分を理解できていないので、当然周りの人にも伝えることができない(笑)

自分の行動について、「前後にある文脈や出来事、物語で語ることはできる」のですが、論理的に理路整然と話すことがどうしても・・・

強みに注目する最上志向が一番ということもあり、できないことを克服するより、できることを伸ばしていきたい気持ちが強いです。しかし、今現在得意でない「自分の思考回路や行動原則についての説明」については、どうにか上手になりたいものです。

カテゴリーを自由に

このウェブサイトをはじめる際に、以下のように考えていました。

今のところ、『芸術』『DJ』『執筆』のカテゴリーをつくり、それぞれについて言語化していこうと考えています。しかし、自分でつくった枠組みに囚われすぎず、時には流れに身を任せることもあるでしょう。

Ryota Yasudaの投稿「ウェブサイト、はじめました。」(2020年9月26日)

この投稿からまだ1週間しか経っていませんが、さっそく感じていることが、「自分でつくった枠組みが原因で、投稿を書くワクワク感がどうやら押さえつけられている」ということでした(笑)

ちなみにDJカテゴリーについては、まだ一本も記事を書いていません(笑)

自分の資質を活かす観点からも、「今」を大切に、自分の感情に素直に、カテゴリーに囚われず、もっと好きなことを自由に執筆していこうと思います。

この考え自体も、またすぐに変化するかもしれませんが、それはそれで、上手に波乗りして楽しんでいきます。

ということで、この投稿自体をどんなカテゴリーにしようか悩むところですが、後先考えず、「自由」というものにしようと思います(笑)

「今の自分」に素直に従いながら、点を打ち続けたい

将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることなどできません。できるのは、後からつなぎ合わせることだけです。だから、我々はいまやっていることがいずれ人生のどこかでつながって実を結ぶだろうと信じるしかない。運命、カルマ…、何にせよ我々は何かを信じないとやっていけないのです。私はこのやり方で後悔したことはありません。むしろ、今になって大きな差をもたらしてくれたと思います。

WEB記事「「ハングリーであれ。愚か者であれ」 ジョブズ氏スピーチ全訳 」

これは、Appleの共同創業者スティーブ・ジョブズ氏の有名なスピーチから抜粋したものです。「connecting the dots」という言葉をご存知の方も多いかと思いますが、その内容です。

ボク自身、今までも何回もスピーチ動画を見たり、全訳を読んだりしていたのですが、本日偶然あらためて目にして、「これだ!」と思いました。そうです、直感です。

目的や目標、計画などからイメージされるような「一貫性」が大事なことは頭の中では重々承知していますが、どうにも自分の心や身体にはしっくりこないことがあります。たとえば目標から逆算した行動とか、超がつくほど苦手です(笑)

“いまやっていることがいずれ人生のどこかでつながって実を結ぶだろう”ということを信じ続けて、「今の自分」に素直に従いながら、点を打ち続けたいと思います。

すべてに心からの感謝を込めて。

2020年10月03日(土)

Ryota Yasuda (Peco)