すべての作品にコンセプトはありません。
絵を描いている一瞬一瞬は、過程であり「目的」でもあります。
そんな感覚です。
没頭して、集中して、無心で描いています。
好きで、楽しく、描いています。
出来上がった作品も、大好きで、気に入っています。
しかし、やはりコンセプトはありません。
下書きなく、白い紙の上に、模様が広がっていきます。
どのように広がるのか、自分自身も分かりません。
その時々の気分で、変わります。
その制作プロセス含め、心地良いと感じています。
『人になんと言われようが、周りから評価されなかったとしても、やっているだけで楽しくて夢中になれること』
これが自分にとっての、「好きなこと」の定義です。
自分は自分の感性にしたがって、絵を描き続けます。
死ぬまで描き続ける、と決めています。
何を表現したいのか分からないけれど、たしかに作品は生まれていく。
『表現したいものがあるから、表現する。』
自分の芸術活動は、その枠組みでは説明ができません。
対外的に、というより、自分自身に対しても(笑)
自分の作品を、自分が一番楽しみにしています。
なぜなら、何が生まれてくるのか、
描いている本人も分からないからです(笑)
すべてに心からの感謝を込めて。
2020年09月27日(日)
Ryota Yasuda (Peco)